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任務中の私語で1度危ない目にあった
それ以来ボスは梔に仕事中私語禁止令を出した
「自業自得だよ。ラオ」
梔ことラオはむっと唇を尖らせながらスパイを肩に担いだ
「別に構わないしー。んじゃあこいつは鳳凰の元に連れてくから。もう1人、よろしく」
ぶらぶらと手を振り路地裏に向かう梔に背を向ける
ブーッブーッブーッ
携帯のバイブ音がポケットで鳴り響く
着信にはサポート班第1陣と表示されていた
さっき別れた2人の片割れか……
「見つけた?」
《み、見つけたのは見つけたのですが……少々めんどくさいことになってまして……》
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