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「死にたくなかったら銃をおろせ」
「お、前はっ……!」
男の顔がさっと青くなる
フードを被ってるせいで顔は見えない
だけど分かってしまったのだろう
愛用しているブーツと独特の殺気で白亜だと
「もう1度言わないと理解出来ないか?……銃をおろせ」
先ほどより強くそう言う
「黒猫っ!お前は何かと私の邪魔をしてっ……!っ……殺してやる……殺してやる!」
カチャッと銃をまっすぐ白亜に向けて構えた
しかし白亜は武器1つ構えず、平然と男を見る
「乱射でも何でもするがいい。……当たるかは保証しないがな」
ふっと笑った次の瞬間、銃が乾いた音を響かせる
白亜はうまく弾丸の軌道をよんでひらりとかわした
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