境界線

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―――――― 玄関から出るとそこには1台の改造されたバイクが止まっていた 赤い派手な色に若干引くんだけど 「純(ジュン)」 純と呼ばれた男はこちらを向きニッと笑った 「白亜。乗れ、行くぞ?」 「分かった」 ピョンッと慣れた手付きでバイクに飛び乗った ブォーンとバイクが走り出す 向かった先は繁華街近くの高級ホテル そこが白亜の寝床だった ―――――――― 2人はパタッとベッドに寝転がった 「白亜。今日どうだった?」 「家族のこと?上手く頼んどいた」 「それならよかったけど……。つーか、お前いつもこんな良いホテルなのかよ!?」 「うん。ボスが借りてくれる」 純は羨ましいとか、何とか呟く そんな純を無視して白亜は話しを続けた
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