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「純にこれ渡しとく。合鍵」
「サンキュ」
あっ
これも伝えとかないと
「私、学校に行かないといけなくなった」
「はぁ!?」
「管理する条件。別にいいけど。だってそっちのが早く情報を掴める」
そういった時の白亜の表情はとても冷たかった
「ああ。お前の言ってた復讐?」
「うん」
ピリリリリ
携帯が鳴った
白亜は迷いなく受話器のボタンを押した
「はい」
《深苑(ミオン)よ。明日ジャパンの組を1つ潰してくれない?詳細はメールで》
「OK」
それだけ言うと一方的に電話が切れた
「何だった?」
純が興味津々にそう聞いてくる
白亜は肩を竦め
「仕事」
そう言った
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