境界線

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「おらー。てめーら、席付け」 教師には似合わない服装をした一応教師がだるそうに入ってきた 「須藤先生が風邪で休んだらしいからこの時間は総合に変わった」 「えー!銀条の授業!?」 「仕方ねぇじゃん。俺もめんどくせーけど一応このクラスの担任だし」 「何するわけ?銀条」 「ん?そうだな。何する?」 「ちょっ!そこから!?」 クラスにドッと笑いの渦が巻き起こる ただ1人白亜だけは難しい顔をして何かを考えていた 「じゃあとりあえず、あれだな。クラスの方向性ってやつ?」 「クラスの方向性?そんなんルールがありゃあ、どうにでもなるじゃん」 金髪の生徒がそう言うとそれを筆頭に沢山の生徒が口々に話し始める
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