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「死にたくねぇ奴は手を上にあげて、壁に寄れ」
純はくるくると銃を片手で弄んだ後カチリとロックを外した
その音に反応を示した男達は慌てて壁に寄る
その様子を面白そうに眺める純に
「ここは任せる」
と言うと
「上の奴等殺すなよ?」
そう返ってきた
適当に手で合図した後、一気に階段を駆け上がる
1番奥の部屋のドアに気配と足音を消して近付くと中からガチャガチャと銃がぶつかり合う音が聞こえた
ガチャッ
そんな音お構い無しにドアを開けた白亜は真っ先に1番奥にいた男を狙った
「抵抗したら殺す」
実際殺さないけど
殺したら純に怒られるし
ただの脅し
右手に銃を構えて真っ直ぐ男の頭を狙った
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