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「いくらだ……?」
つまり暗殺依頼の金額より高く払えば命は助けてやるってこと
だけど純のことだ
どうせ火是組傘下からもお金を貰ってるはず
「そうだな……400万は欲しい」
宇緒は脇にいた男に合図する
それと同時に動き出した男は札束を4つ持って帰って来た
「これでいいか……?」
「ああ。っと、それともう1つ。2週間程、適当に身を隠しといて。病院が1番好ましいかな。向こうには殺し損ねたって伝えとくから」
ほら、自分の利益しか考えない
純の頭の良さは金の執着心から来てるんじゃないの?って思うくらい
相手が絶対に断れない不利な状況を作り上げて拒否を許さない
あー……怖い
さすが鳳凰
見えないところで動き過ぎ
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