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こっちは耳に大きなピアスをしているナルシストっぽい男だった
｢そっちの仲間じゃないの？ひ弱そうだし｣
クスクスと笑い声が長髪男達の仲間からもれだした
｢あぁ！？俺達がひ弱って言いたいのか！？｣
真っ赤になってキレるスキンヘッド
白亜は大きくため息をついた後、スキンヘッドの男の腹を思い切り殴った
数メートルほどぶっ飛んだ男は木箱にぶつかってノックアウト
唖然とする男達に白亜はめんどくさそうに言う
｢喧嘩迷惑。うざい。邪魔｣
グサリグサリと男達の胸に無遠慮に突き刺さる
｢てめっ！？俺等の仲間に何すんだよ！？｣
スキンヘッドの仲間らしき男達が急に大声を上げる
迷惑って言ったのに
｢あのさ、煩い｣
白亜はもう１度ゆっくりとそう告げた
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