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「ウォォォォォォォァ!」
雄叫びを上げたそれは月の光に照らされ正体をあらわにする。
「あ…悪魔」
偶然夜道を歩いていた男が悪魔を見てその場に尻餅をついてしまった。
「いやだ……死にたくない…誰か……誰か…」
助けを求めるが路地裏なため誰も異変に気づかない。気づいたとしても悪魔を見たら誰もが逃げだすだろう。
「グルルルル……」
「だれか……助けて…」
「グォォオォオォオァ!」
悪魔の巨大な手から振り下ろされた攻撃が男をとらえようとした時ーーーー
ズシャァ
「…え?」
男が次に目にしたのは八つ裂きにされてる悪魔の姿だった。
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