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敵が消えたのを確認するとスライアは浩介と優を抱え美歌の方へと歩き出した。
「こいつらは病院に連れて行く。あんたは大丈夫か?もう拘束は解けてるだろう」
「あれ?本当だ。あの……助けていただいてありがとうございます」
「ははっ!律儀な女の子だ。こいつらには勿体無いくらいだ」
「え?それってどういうーーーーあれ?」
美歌は話を言い切る前にその場に倒れてしまった。
「うーん…緊張の糸が解けたからかな?」
そんなことを考えつつもスライアは美歌を含めた3人を抱え病院へと歩き出した。
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