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「…んっ…あっ…!」
土方から受ける執拗な愛撫に声を上げてしまう銀時。
(…何コイツ…うますぎ…るだろ…慣れてるのか…?)
そう思うと少しイラッとする。
(…何ムカついてんだ俺は…コイツは…モテんだから…経験豊富で…慣れてんのは当り前だし…!)益々イライラしてくる銀時。
土方が顔を覗き込む。
「…どうした?もっとイイ顔しろよ…張り合いねぇな…。」
銀時が赤くなる。
「ばっ…出来るか…よ!」
そう言って顔を逸らす。
「…そうか…なら…!」
銀時の脚を持ち上げ秘部に舌を挿れ始める。
「…っ…!?やっ…てめっ…どこに…あ…あぁ…!! 」
銀時の身体がビクンと跳ねる。
土方が構わずその部分を慣らし始める。銀時が恥ずかしさの余り顔を手で隠す。
「…顔隠すなよ…?」
銀時が顔を手で覆ったまま首を振る。
「…仕方ねぇな…。」
土方がクッと笑うと銀時の脚を抱える。
「……!」
そうされて銀時が硬直する。
「ちょ…ちょっと…タンマ…!」
土方が動きを止める。
「…何だ?」
銀時の顔を見る。
「…やっ…あの…やっぱ…ダメだわ…!」
土方が顔をしかめる。
「…ここまできて…逃げんのか?」銀時は首を横に振る。
「…やっぱ可笑しいだろ…!こんな男同士で…!」
土方はフッと笑うと銀時に顔を近付けると口付ける。
「……!」
銀時が真っ赤になると土方から顔を逸らす。土方が再び脚を抱え込み…。
「言っただろ…そんなの関係ねぇ…お前だから欲しいってな…!」そう言い終わる前に銀時の中にゆっくりと自身を挿入させる。
「……ひっ…!」
銀時が痛みに顔を歪め仰け反る。土方は構わず更に奥に…。
「……はっ…あ…あぁ…!」
思わず土方にしがみ付くと涙を流して声を上げる。そんな銀時を優しく抱き締め…奥まで貫いた…。「……してる…銀時…!」
土方は小さな声である言葉を囁いたが…既に意識を失った銀時には聞こえなかった…。
情事の後…土方は煙草に火を点け一息吸い込む。
隣で眠る銀時にチラッと目をやるとそっと髪を撫でた。
暫く寝顔を見ていたがやがて立ち上がると部屋を出て行った。
それから銀時が目を覚ましたのは一時間くらい後。
「………」
銀時はゆっくり起き上がる。
「…!っ…いってぇ…!」
身体中に激痛が走る。
「…あ…そうだ…俺…!」
先程までの出来事を思い出して顔が火照る。キョロキョロと周りを見回すが土方の姿はない。
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