頭角のドラゴン

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時空のスター・G・ホーガン 水文明/7マナ/サイキック・クリーチャー/サイバー・コマンド/7000 M・ソウル 自分の水のクリーチャーの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。 覚醒―自分のターンの終わりに、そのターン、自分のクリーチャーを3体以上召喚していた場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。 W・ブレイカー 俺が超次元呪文を唱え、サイキック・クリーチャーを出すと、 怜衣乃と決闘した時のクラスメイトと同じように、見ていた決闘騎士団のみんなが驚きの声を上げていた。 「第4のヤツがどうしてサイキック・クリーチャーを!?」 「いや、まだ……。私は認めない!」 戸惑ってる人も、怒るように否定する人もいた。 「フフッ、みんな大輝を嘗めすぎなのよ」 「いやーヒロっちを嘗めたらいけないよねぇ」 そんな中、光葉と怜衣乃はスゴく得意気な表情をしていた。 「《スター・G・ホーガン》か。粧菜さんは随分と面白い覚醒獣を渡したんだね」 雛岸さんも特に驚いた様子もなく、冷静に俺のサイキック・クリーチャーを眺めた。 俺がサイキック・クリーチャーを手に入れたという話は、事前に聞いていた様だ。 「《ジェスタールーペ》でシールドをブレイク!」 今の内に、シールドをブレイクするべきだと踏んだ俺は、《ジェスタールーペ》のカードを横向きにしながら宣言した。 その後に《ジェスタールーペ》がドリル状の腕を付き出し、雛岸さんのシールドを1枚割った。 雛岸さんの目の前で破片が集結し、新たな手札となった。image=492703451.jpg
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