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「《サウンドシューター》は相手ターン中に手札から墓地に置かれた場合にのみ、バトルゾーンに出る事が出来るマッドネス能力を持っている! 更に山札の上から3枚を見て、グレートメカオーとキカイヒーローを手札に加える事が出来る」
夏騎は《サウンドシューター》をバトルゾーンに置くと、山札の上の3枚を表向きにした。
機械提督サウンドシューター
水文明/7マナ/グレートメカオー/キカイヒーロー/5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中にあるすべてのグレートメカオーとキカイヒーローを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。
相手のターン中にこのクリーチャーが手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。
めくれたカードは《合身巨兵エクスキュベーターMS》と《埋め立てロボ・コンクリオン》、《沈黙のサイレント・スパーク》だ。
よって夏騎は上2枚のカードを手札に加えた。
「私はターンをエンドするよ。その時に《プロティジー》の効果でブロッカーを全部アンタップさせるね」
小鶴は夏騎の行動に慌てる事なく、クリーチャーを縦向きに直した。
「俺のターンだ。《氷結カッチ・コチーン》を召喚し、能力で《シリウス》をフリーズさせてもらう!」
氷結カッチ・コチーン
水文明/4マナ/グレートメカオー/ハンター/3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。そのクリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない。
夏騎の出したクリーチャーの効果により、小鶴の《シリウス》は次のターンにアンタップ出来なくなってしまった。
ブロックもアタックも1回分封じられたんだ。
「更に《ソーラー・チャージャー》を唱え、対象は《サンダーバード》と《サウンドシューター》にする」
夏騎はマナを増やすことができるチャージャー呪文を唱え、万全の準備を整えたようだ。
ソーラー・チャージャー
光文明/3マナ/呪文
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを2体まで選ぶ。このターンの終わりに、そのクリーチャーをアンタップしてもよい。
チャージャー
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