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「《ジョーズ・パイレーツ》だ! まず《ジェスタールーペ》で1枚ドローし、さらに《パイレーツ》の能力で2枚をドローする」
ジョーズ・パイレーツ
水文明/3マナ/マーフォーク/2000
H・ソウル
M・ソウル
ブロッカー
このクリーチャーは、攻撃することができない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を2枚、好きな順序で自分の山札の上に置く。
海賊船長の帽子を被ったタコの様なクリーチャー。
こいつと《ジェスタールーペ》の効果を合わせて、俺は一気に3枚ものカードをドローする。
昼矢はそんな俺のプレイングに舌打ちしてきた。
「ッチ、味な真似すんなァオイ。第4の一年坊にしちゃ、良いプレイングじゃねェか」
睨み付けてはいるが、どうやら褒めてくれているらしい。
ん、こいつ……。
少しだけ違和感を感じながらも、俺はプレイに戻った。
「手札を2枚、デッキトップに戻してターン終了だ」
「オレのターン。《次元院の研究員ピーカプ・ヤヌス》を召喚だ」
次元院の研究員ピーカプ・ヤヌス
火文明/4マナ/マシン・イーター/2000
パワーアタッカー+2000
このクリーチャーが破壊された時、コスト5以下の水または火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
昼矢のバトルゾーンにようやくクリーチャーが召喚された。
赤い長髪にヘッドバンドをつけたクリーチャー。
そのカードには電撃の様な模様が施されている。
『サイキックか……。そうか、あいつは元聖マリナンテ生だから、持ってても不思議じゃ無いって訳だな』
「超次元……か」
初めて生で見る超次元関連カードに、俺もアックスも思わず息を飲んだ。
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