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そしてオレはそのままターンを終えた。
「では僕のターンだ。そうだね、ここは《アクア・スーパーエメラル》を召喚しよう」
アクア・スーパーエメラル
水文明/3マナ/リキッド・ピープル/2000
ブロッカー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとしてシールドゾーンに加えてもよい。そうした場合、自分のシールドを1枚選び、手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
続いてクソ野郎が召喚したのはシールド操作を行う事が出来るクリーチャーだ。
《クリスティ・ゲート》を意図的にヒットさせる為に投入されてンだろうな。
「手札を1枚シールドに置き、その後にシールドを手札に加える。これでターンエンドだよ」
ヤツはこれで次のターンに《クリスティ》をヒットさせる用意が出来たわけだが……。
このオレがそう簡単にさせるワケがねェ!
「ドロー、《解体人形ジェニー》を召喚だ! テメェの手札を見て…………《クリスティ》を墓地送りだっ!」
解体人形ジェニー
闇文明/4マナ/デスパペット/1000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる。
言うまでもなくコイツを出したのは《クリスティ》を落とす為だが、手札を見れる情報アドも欲しいので一応待ってからカード名を宣言した。
「ではドロー。お、これは良いカードだね。《デ・バウラ・チャージャー》を詠唱し、《クリスティ》を手札に戻させてもらうよ」
デ・バウラ・チャージャー
光文明/5マナ/呪文
呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。
チャージャー
せっかく落とした呪文はあっという間にクソ野郎の手札へと行ってしまいやがった。
メンドクセェ……だが、むしろ好都合だ。
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