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時空の凶兵ブラック・ガンヴィート
闇文明/7マナ/デーモン・コマンド/5000
B・ソウル
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のタップされているクリーチャーを1体破壊する。
覚醒－相手のターンの終わりに、相手の手札が1枚もなければ、このクリーチャーをコストの大きい方に裏返す。
穴から飛び出して来たのは、黒馬に乗った骸骨騎士だった。
「こいつの能力で、《カーリー・ミラージュ》を破壊する！」
「うわっ、マジか！ け……けど、２枚ドローはさせて貰う！！」
昼矢の指示で《ガンヴィート》が《カーリー・ミラージュ》を焼き払ったが、俺は《カーリー》の効果でドローした。
サイキック・クリーチャーの凄さに酔いしれてて、すっかり忘れてたぜ。
「オレはこれでターンエンドだ」
昼矢は俺にターンを明け渡してきた。
それを聞きながら、改めてバトルゾーンを見直してみる。
（４体もクリーチャーがいたバトルゾーンが、気付けばもぬけの殻か……）
これが元聖マリナンテ学園の実力なのか。
『大輝、諦める気にでもなったのか？』
俺の様子に気付いたらしいアックスが、そんな事を聞いてきた。
それに対して俺は、
「どうしてだよ？ スゲェじゃん、ここまで強いヤツとデュエマ出来て楽しいのに！」
快活な笑顔を浮かべて、即答した。
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