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『大輝……『何か』を感じないか……?』
「え?」
アックスにそう言われて、俺は意識を集中する。
……確かに、感じる。まるで空気が恐怖に震えているかのような感覚が、する。
何なんだ、これは……!?
俺がそんな感覚に気を取られている内に、今まで黙っていた昼矢が口を開いてきた。
「……クククッ、良いぜ。使わせてもらうぜ、この力をな! 俺は───
超次元ゾーンより、《ガロウズ・セブ・カイザー》をバトルゾーンへっ!!」
昼矢のその宣言と共に、《ガンヴィート》が出てきたのと同じ穴が、再び昼矢の背後に出現し、
その穴から這い出てきたのは、青色の、タコ足のようなものが背中側から伸びているクリーチャーだった。
なっ……何だ、こいつは!?
まるでファンタジーに出てくる異世界生物──エイリアンみたいだ。
ガロウズ・セブ・カイザー
水文明/6マナ/サイキック・クリーチャー/サイバー・コマンド/エイリアン/6000/ビクトリー
相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。
W・ブレイカー
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