132人が本棚に入れています
本棚に追加
/414ページ
━━━━━
大輝→手札:2、マナ:7、シールド:5
場:《クリスタル・ランサー》、《アクア・ベララー》、《アクア・ジェスタールーペ》
昼矢→手札:1、マナ:8、シールド:3
場:《ガロウズ・セブ・カイザー》、《竜骨なる者ザビ・リゲル》、《ハイドラ・ギルザウルス》、《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》、《死神秘宝ザビ・デモナ》、《時空の喧嘩屋キル》
━━━━━
完全不定形な液体の戦士。
その巨大な槍は、何者の防御も効かない。
こいつがが来たことで、俺のクリーチャーで攻めきれるようになった。
よし、一気に行くぜ!!
俺は左手を強く握り、右手でバトルゾーンに置かれている《ランサー》を横向きに動かした。
「《クリスタル・ランサー》でW・ブレイクだ!!」
「ちぃ、トリガーは無しだ」
直接、槍になっている両腕で《ランサー》はシールドを2枚破る。
ガラスが割れるような音が連続して鳴り、昼矢は割られたシールドと同じ順に並んだシールドを2枚手札に加えた。
これで昼矢のシールドは残り1枚。
押しきれる……ハズだ!
「《ベララー》で、最後のシールドをブレイクする!」
俺の指示の直後、《ベララー》はシールドの目の前までダッシュで近付き、掌に空いていた穴からビームのように水を噴射して、シールドを割った。
これも、S・トリガーでは無いようだ。
「よし、これで俺の勝ちだ!! 《ジェスタールーペ》でトドメっ!」
俺は心は、既に勝利の喜びで満たされていた。
《ジェスタールーペ》は、静かに昼矢の方へと近付き、腕の槍を昼矢に向けて───
だが、それが昼矢に届く直前に、《ジェスタールーペ》は突然爆破されてしまった。
な、何だ!?
最初のコメントを投稿しよう!