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立体映像の大きさもさることながら、何より驚いたのは《ガロウズ・デビルドラゴン》のカードだった。
覚醒リンクの元となった3枚のカードが横一列に並べたと思ったら、それを裏返して超縦長の1枚のカードとなったのだ。
「ついでに《時空の喧嘩屋キル》も《巨人の覚醒者セツダン》に覚醒するぜェ?」
巨人の覚醒者セツダン
自然文明/7マナ/サイキック・クリーチャー/ジャイアント/5000+
パワーアタッカー+2000
W・ブレイカー
相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、自分のサイキック・クリーチャーが手札に戻される時、手札に戻されるかわりにバトルゾーンにとどまる。
「ついで」と昼矢は言ってたが、これはかなりの脅威だ。
俺のデッキの除去は基本的にバウンスが主であるので、それを封じられてしまうと……もうかなりピンチだ。
『……あの《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》による能力のせいで、トリガー等のカウンターが一切使えないぞ』
俺が《セツダン》の脅威に恐れてる時に、モニターで《ガロウズ・デビル》を確認していたアックスがそう指摘してくれた。
え……あ、そうか!
トリガーもシノビも、後はS・バックも全部踏み倒しだからか!
オマケに攻撃時に、クリーチャーを2体もバウンス出来るのか。
これはマズイかもしれない……。
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