青い瞳の決闘者

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《スター・G・ホーガン》の姿を見た怜衣乃は、楽しそうに笑った。 「おーおー! これがヒロっちのサイキック・クリーチャーかぁ! カッコ良ーねっ♪」 けれどその直後、怜衣乃は《スター・G・ホーガン》をズビッと効果音が出そうなくらいに指差した。 「《ドラヴィタ》の能力は《エナジー・ホール》の効果処理後に発動するよ。よって、《スター・G・ホーガン》はタップされちゃうんだな!」 「うぉあっ、そうだった!!」 俺がそう驚いた直後に、《ドラヴィタ》の回りが数回点滅するように光った。 そしてその直後、視界が全く見えなくなるくらい、強烈に光る。 その光りのせいで《スター・G・ホーガン》が視力を失ってしまったからか、片膝をついてしまった。 ……とはいえ、どの道《スター・G・ホーガン》は召喚酔いしてるし、こいつより高いパワーを持ってるクリーチャーが怜衣乃のバトルゾーンにいるわけでもないしな。 「これでターンエンドだ」 「うん、あたしのターンっ!」 俺のエンド宣言を聞いた直後に、怜衣乃は勢い良く自分のターンの開始宣言をした。 「よしよし、準備は整ったぁ! あたしは《爆竜ハリケーントプス XX》を召喚!!」 怜衣乃はマナを溜めずに嬉々としながら、手札のカード1枚をバトルゾーンにセットした。 爆竜ハリケーントプス XX(ダブルクロス) 火文明/7マナ/アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/7000 このクリーチャーが攻撃してブロックされなかった時、コスト5以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 W・ブレイカー
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