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永悟が服を着て来て戻ってきた。
「抱きつかれるのも無理?」
「無理。」
「じゃあ、ステップ2。抱きつかれるのを我慢。」
「えっ!」
昔の私なら我慢しろだなんて絶対に無理だった。
でも、優しく抱きついてきた永悟を受け入れられた。
抱きついてきた永悟が温かくて…
永悟の腕から離れたくなかった。
「また出来るんじゃん。」
そう言って離れようとした永悟を私は止めた。
「待って…もう少しこのままでいて…」
「うん…」
私からも抱き返した。
永悟は温かくて、心地よかった。
一生このままでいたい。
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