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雲井「ところで、なんでここに来た?お前のことだ、ただ俺を招き入れたいわけじゃあるめぇ」
八雲「あら、酷いわねぇ。今回は純粋にあなたを幻想郷に招待しに来ただけよ」
雲井「は、どうだか」
八雲「疑りぶかいわねぇ」
雲井「今まで俺にやってきたことに胸に手当ててみて考えてみろ」
八雲「うーん、結構酷いことやってきたわね」
雲井「やけに軽いなオイ!?」
八雲「あら、あなたが考えてみろと言ったから考えていったのだけれど」
雲井「……お前には勝てそうもねえな」
八雲「あら私に勝てる存在なんて片手で数えられるぐらいしか居ないわよ」
雲井「ハハッ、違いない」
そう言うと二人は杯を手に取り
カチリと合わせた、そこには何千と言う時を越えた隔たりはなくまるで長年のように付き合う親友のような関係が続いていた。
その日、この村に祀られていた神が姿を消した。
だがそれに気づくのは一人もいなかったと言う。
この後この村で造られた地酒がヒットし村は活気を取り戻すのだがそれは別の話。
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