五章

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ベッドに降ろされても、櫂翔に抱きつきキスをした。 今度は軽いキスじゃなく、激しいキスをしてくれた。 「…ン……ぁん…」 キスだけで身体が熱くなり、おかしくなりそうだった。 「…はぁ…櫂…翔…」 「大丈夫だ。すぐに治まるから。」 そう言いながら、優しく抱かれた。 一回じゃ治まらず、熱が引くまで櫂翔を求め続けた。 「…ぁ…ハァ…かい…とぉ…。…ン…もっ……とぉ…。」 私は大胆にも櫂翔を求め、それを聞いた櫂翔は今までにないぐらい激しく私を抱いてくれた。 「…櫂翔…愛して…る…。」 私は呟きそのまま眠ってしまった。 櫂翔side 車の中でキスを求めてきた李遠。 涼に飲まされた媚薬が今頃効いてきたみたいだ。 マンションまで我慢させ、部屋に着くとそのままベッドに落とした。 深いキスをしてやりながら、優しく抱いていく。 一回じゃ媚薬が抜けないらしい李遠がまた求めてきて、何回も抱いた。 何回目かで李遠が、もっと…って言うから、抑えがきかずに激しく抱いた。 激し過ぎたのか李遠はそのまま寝てしまった。 眠る李遠を眺めながら、頭を撫でてやる。 …鬼神も女達も許さない。 明日は学校を休ませて、明後日には学校の問題は片付ける。 そう決意して、李遠を抱き締め俺も眠りに落ちていった。 櫂翔side end
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