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数日後
テストの結果が貼り出された。
この学校は、結果発表と終業式が同時に行われる。
皆結果を見てから体育館に移動するから、結果の前には人だかりが凄くて、近付けなかったから、葵が見に行ってくれた。
しばらくすると櫂翔達と来て、一緒にいたら自然と道が出来ていたので、前まで行き1年の所を見ると、一位に自分の名前を見つけた。
「あ~やっぱり李遠がトップか。」
「そう言う熾遠達は?」
「ん?3年トップ。櫂翔と侑哉は2年のトップと2位だな。」
「ふぅん。で?葵名前あった?」
そう言いながら葵を見れば、笑顔で言われた。
「い~ちゃんあったよ!!補習じゃなかった!!」
「良かったね?」
「うん!!!これで瑠榎さん達の所に遊びに行ける!!」
嬉しそうな葵を見ながら、櫂翔に話しかけた。
「櫂翔、綾さん達の所はいつ行くの?」
「ん?明日。」
「…………は?」
「言ってなかったか?綾が早く来いだと。」
「…聞いてない。準備してないよ?」
「あぁ。少しの着替えだけでいい。あとはあっちで揃えるから。」
「…わかった。じゃあ帰ったら準備するね?」
「あぁ。今日はそのまま帰るか。」
「うん。綾さんに早く会いたいな。」
そう言うと、櫂翔は私の頭を撫でながら言った。
「綾もお前の怪我心配してたぞ?お見舞いに来るって五月蝿いぐらい。」
「あちゃぁ。綾さんに会ったら謝らなくちゃね。」
「あぁ。」
話をしながら体育館に向かい、皆で校長の長い話を聞いた。
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