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綾さんの友達だけあってか、すぐに仲良くなれた。
皆で話していると、倉庫から櫂翔達が出てきたのを見て、櫂翔に駆け寄った。
「櫂翔!お話終わったの?」
「あぁ。仲良くなれたのか?」
「うん!」
「良かったな?」
櫂翔はそう言うと頭を撫でてくれてから、私の肩を抱きながら隼人さん達の方に行った。
「よう櫂翔。久しぶり。」
「あぁ、久しぶりだな。」
櫂翔が隼人さんと話していると、後から倉庫から出てきて、綾さんと話していた魁さんに呼ばれた。
『櫂翔、行くぞ。』
「はい。じゃあな隼人、大河。」
「「あぁ、またな。」」
そう言い、魁さん達の方に行く。
「櫂翔?どこ行くの?」
「ん?昼飯食いに行くぞ。」
「綾さん達と?」
「あぁ。大河達は今からやる事があるからな。」
話をしていると、綾さんに呼ばれた。
『李遠ちゃん、櫂翔くん早く~!』
「はぁい。櫂翔行こう!」
綾さんに返事をしてから、櫂翔の手を引き走り出した。
『李遠ちゃん!?走って大丈夫なの?』
「うん。傷も塞がったし痛くないから。」
走った私を見て、綾さんが慌てて駆け寄ってきた。
『本当?無理しちゃダメだよ?』
綾さんに苦笑いしながら頷き、皆でご飯を食べに行った。
ファミレスに入り、注文した物が来るまで、また色々話をしていると、思い付いたように綾さんが言った。
『ねぇ?今日の夜、妃那ねぇ達も誘って、パジャマパーティーしない?』
綾さんの言葉に、みぃさんと月さんが声を揃えて言った。
『『賛成!』』
「楽しそうね。紅葉さんにも久しぶりに会いたいな。」
そう話す皆を眺めていたら、綾さんに話しかけられた。
『どう?李遠ちゃん?』
「櫂翔がいいって言うなら…」
『よし!魁達に言ってみよう!!魁、櫂翔くん、朔、颯ちょっと来て~!』
綾さんはそう言うと、隣の席に座っていた男性陣を呼びよせた。
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