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いつの間にか寝ていた見たいで、起きて回りを見渡すと、皆雑魚寝していた。
ボ~っとする頭で何で皆がいるのかを思い出す。
…あ…そうか。昨日は綾さんの家に止まったんだ…。
考えていると綾さんが、どこからか戻って来た。
『あっ李遠ちゃん、おはよ。』
「おはよ。綾さん。」
『良く寝てたね?』
「…うん。」
『今日は溜まり場に行く前に買い物行こう?』
「うん。」
綾さんと話していると、皆が起きてきて、それぞれ準備を始めた。
皆の準備が終わると、綾さんの家を出てデパートに向かった。
デパートについて暫くしてから、私はある事を思いだし叫んだ。
「あっ!」
「どうしたの?」
急に叫んだ私に、銘ちゃんは不思議そうに聞いてきた。
「…櫂翔…に言ってない…」
『大丈夫だよ。魁に連絡したから。』
綾さんに言われ安心した。
櫂翔に女の子だけの買い物を禁止されてたから、凄く焦ったけど、魁さんに伝わってるなら大丈夫かと思った。
『クスクス。私達がいるから魁もOkだしたしね?』
『大丈夫よ。』
妃那ねぇと紅葉ねぇに言われ頷き買い物を楽しんだ。
昼近くなり、皆でご飯を食べにレストランに来た。
「あ…私トイレ行ってくる。」
『一緒に行くよ?』
「大丈夫だよ妃那ねぇ。すぐそこだし…」
『ダメよ?はい、行くよ~』
妃那ねぇに手を引かれトイレに向かった。
妃那ねぇと話しながらトイレから出ると、チャラい男が見えた。
男達は私達の方に向かってきて、声をかけられた。
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