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そのまま部屋のベッドに降ろされた。
「にゅ?まだ皆とあしょぶぅ~。」
「李遠、今日は疲れただろ?また明日遊べばいいから寝るぞ。」
「明日?明日もあしょべるの?」
「あぁ。ほらおいで。」
「うん!」
ベッドに座って話していたが、櫂翔に呼ばれ抱きついた。
櫂翔は私を受け止め、そのままベッドに入る。
ギュッと櫂翔に抱き着きながら、櫂翔の胸に顔を埋めた。
「クスクス。どうした?やけに甘えるな?」
「うにゅ…ダメ?」
「いや。ダメじゃないぞ。」
櫂翔はそう言いながらキスをしてくれた。
触れるだけのキスを繰り返し、いつしか深いキスに変わっていた。
「…ン……かい…とぉ……」
「ん?どうした?」
苦しくなり櫂翔を呼べば、少し唇を離して聞いてくる。
頭がボ~っとして何も答えないでいると、櫂翔は首筋に唇をあてた。
「…ぁ……」
チリッと小さい痛みの後に、舐められる感覚に身体が熱を持ち始めた。
「…ハァ…ぁ…。」
ギュッと櫂翔の服を掴む事しか出来ずに櫂翔にされるがままだったが、そこから先にはなかなか進めてくれず、身体が熱くなるばかりだった。
「…ン…。…櫂…翔…」
「クスクス。なんだ?」
「…ハァ…身体が…熱いよぉ…」
「クスクス。もう限界か?…どうして欲しい?」
「…ぁ…。」
どうやって言えばいいか解らずにギュッと櫂翔に抱きついた。
「クスクス。言わないとこのままだぞ?」
「…やぁ…。…櫂翔…………抱いて…………」
楽しそうに笑う櫂翔に、私は涙目になりながら言う。
「クスクス。酔った李遠は素直になるから、さらに可愛いな。」
櫂翔はそう言うと優しく抱いてくれ、私はそのまま眠ってしまった。
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