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近くのショッピングモールまで四人で歩く。
私は銘ちゃんと並びながら話をした。
櫂翔と熾遠が歩く事はそんなにないから、私達の後ろを歩く二人には、女の子達の悲鳴に近い声が響いていた。
「櫂翔も熾遠も相変わらず人気ね。」
「うん。学校でも櫂翔達騒がれてるしね。でも…いるとこすぐ解るから、便利は便利何だけど…煩いよね?」
「確かに。私は大分慣れたけどね。」
「銘ちゃんも熾遠の彼女って有名なんだよね。今日学校で聞いたよ。」
「それほどでもないよ?ただいつも熾遠と行動してただけなんだけどね。」
「でも皆から認められてるよ?今日言われたよ。私がいたら銘ちゃんに迷惑だって。」
「誰に?」
「クラスメート?」
「何それ?李遠ちゃんは熾遠の妹だし、櫂翔の彼女なんだから迷惑なんかじゃないのに。」
「多分熾遠の妹とは知らないからかな。まぁ…言い返したけどね。」
「あはは。李遠ちゃん強いね。何かされてるなら早めに櫂翔に言いなよ?李遠ちゃんに何かあれば櫂翔がキレるよ?」
「うん。熾遠にも言われたよ。」
「そっか。じゃあ今は買い物楽しもう?」
「うん。」
銘ちゃんと話ながら雑貨屋さんに入った。
櫂翔と熾遠は入り口近くで待っていて、中には入って来なかったから、銘ちゃんとゆっくり見ていた。
それから色々周りを、外もしっかり暗くなり、ご飯を食べて帰る事にした。
今回は中華料理のお店に行き、葵と侑哉さんも呼んで楽しく食べた。
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