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「李遠!大丈夫か?」
「李遠ちゃん?」
熾遠と銘ちゃんに聞かれ頷いた。
その時、真っ赤な髪の人と綾さんが私達の方にきた。
『それが櫂翔の女か?』
「はい。李遠です。」
『悪かったな。沙綾が巻き込んだみたいだな。』
「いえ。魁さんの彼女さんと一緒だったから助かりました。」
櫂翔と魁と呼ばれた人が話をしてる中、綾さんが私に話しかけた。
『李遠ちゃん大丈夫?私の代わりにごめんね。』
「大丈夫ですよ。綾さんに怪我がなくてよかったです。」
そう話していると綺麗な女の人と銘ちゃんがきた。
「李遠ちゃん大丈夫?」
「うん。ごめんね銘ちゃん。」
『ちょっと銘愛。紹介しなさいよ。』
「はい。こっちが熾遠の妹で櫂翔の彼女の李遠ちゃん。
李遠ちゃん。この人は妃那さん。あそこにいる瑠榎さんの彼女さんだよ。」
「あ…初めまして李遠です。」
そう言うと妃那さんは抱きついてきた。
『やぁん。可愛い!初めまして。私は妃那。妃那ねぇって呼んでね?』
「はい。」
呆気に取られながら言う。
『敬語もいらないよ?銘愛ついでに紹介するわ。瑠榎の妹で魁の彼女の沙綾。』
『初めまして銘愛さん?』
「やぁ~。沙綾ちゃんも可愛い!銘って呼んで?」
『はい!じゃあ私は綾でいいですよ。』
「やだぁ。可愛い!」
騒ぐ銘ちゃんに言う。
「め…銘ちゃん。落ち着いて…。」
女の子だけで挨拶をしていると熾遠が来た。
「おっ。もう仲良くなったのか?」
そう聞かれ皆で頷いた。
「じゃあ…男も自己紹介するか。」
そう言い、櫂翔達を呼んだ。
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