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生まれてこの方愛知っ子のハニと結婚するとき、
俺の両親に会わせる為に田舎へかなり久しぶりに帰りました。
同級生もほとんど出て行ってしまっていて知り合いも少なくなり、何だか故郷の四万十市がすごく遠くに感じていた。
記憶の中では決して小さくなかったはずの町。
故郷を出た頃と違う町の現在の寂れ方を見て、
胸が締め付けられるような思いがよぎりました。
◇◆ 大きな木 ◆◇は寂れゆく地方の町に住む、
もしくはこれから結婚して地方の町で暮らしていく若い方たちへの「エール」であり、
同時に「愛知県へ行かず、四万十市で暮らしていた自分」をイメージして書いてみました
言うなれば、四万十市で結婚してずっとそこで暮らそうとしている、
「もう一人の俺」の詩です。
「赤く錆びた橋」は、この町の中心地から四万十川を渡る「橋」をイメージしてます。
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