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よく見かける古典的作品の模倣や、
「解る人にだけ解ればいい」というスタンスの現代詩、
あるいはJ-POPの歌詞の真似事みたいな詩とは一線を画した「詩」を俺は作ってみたいんです。
俺の詩の「本質」は歌詞やキャッチコピーのようなフレーズ、
その中から心に響くパワフルなメッセージを読み取れる事。
そういう言葉なんかから影響を受けてます。
例を挙げるのなら本として出版されている詩人たちの作品よりも、
THE BEATLESをはじめとする好きな音楽や、
病院の待合室で暇つぶしに開いて感動したゴッホの作品たち、
テレビのコマーシャルの
「目の付けどころがシャープでしょ」といったキャッチコピー。
俺の「詩」の「本質」はそういったものが持つ「パワフルなメッセージ」に影響を受けた「詩」であると言えます。
元々は言葉っていうものは「パワー」を持っていて、
その「パワフルさ」で盛んに語られる人間のいるジャンルっていうのは盛り上がるものだと実感しています。
思いつくあたりで、
プロ野球のイチロー選手やはサッカーの長友選手。
二人ともスポーツ一筋に生きてきたとは思えないほど雄弁に自らの言葉で自分のジャンルについて語ります。
俺が自分の詩について解説もどきのエッセイを書こうと思ったのは、
他の方の書いた詩があまりよく解らないからです。
読み解くのも詩の醍醐味という意見もあるけど、
それでは解らない人を切り捨てていくジャンルで終わってしまう。
読み手としての俺が文学への扉を見つけられなかったように。
俺の詩は文学じゃなくていいんです。
何気なく手にしたお菓子の包み紙。
そのパッケージのイラストが綺麗だな…と眺めてたらメッセージが書かれていた。
そんなものでいいんです。
読んでくれた方が「ポップだな」と感じてもらえたなら。
「ポップ(大衆的)」とは、
「パワフルで魅力的であること」だと俺は思ってます。
願わくばこれから読んで下さる方がこの作品たちの中から、
一つでも入り口を見つけられますように。
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