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店の方から刹那の情けない声をBGMに適当に置いてあった雑誌を読んでいると、段々機嫌の良さそうな恵美の声が近付いて来た。
そして扉が勢い良く開かれた。ので雑誌から視線を上げると満面の笑みで何処か輝いた恵美が表れた。
「んふふ、もう可愛くて腰抜かさないでよ?ほらほらいらっしゃい!」
「うぅ、恥ずかしいですよ…恵美さん……」
半泣きになりながら出て来た刹那を見て正直襲いたくなった、というのは今は置いておく。エクステをつけられたのか、少し髪が伸びていた。
丈の短い白のワンピースに薄手の青いカーディガンを羽織っている。更に下は…
「ちょっと春樹、見て見て!!絶対領域☆肌白いし絶対ニーソが似合うと思ったのよね!!あぁ、もう綺麗な足…!」
「……似合うな」
恵美が暴走するのも分かる。ニーハイに踵の高い靴を履いてスカートに慣れないからか、涙目でずっと裾を押さえている。襲っても良いのか?(真顔)
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