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「転校する事が母さんの、その趣味とどんな関係があるわけ?」
すると母さんは目をキラキラ....いや、ギラギラさせながら説明しはじめた。
「慧ちゃんのやっている学校って全寮制の男子高なのよ!つ・ま・り萌えの倉庫なのっ」
息荒く語ってくれたが、何がどうなってつまりに繋がったのかサッパリわからない。
「だから、せっちゃんには、そこに行って私に萌える話を沢山教えて欲しいなーって!(あわよくば、せっちゃんが総受けに....)」
....いま、悪寒がしたんだけど気のせいかな。気のせいだよね、母さんから不吉な副音声が聞こえたなんて!
「つか、全寮制の男子高なら零にぃが行ってるじゃん。俺まで行く必要ないだろ?それに、なんでよりによってこんな中途半端な時期なの?」
転校しなくても、今の高校に入学する前に言ってくれれば良かったのに……
「えー、だって零ちゃんは生徒会長だしーせっちゃん以外に興味無いんだもの!それに....この時期に転校しないと王道じゃないわ!!」
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