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「ありがとうございました……恵美さん」
「いいのよ、服ならいくらでもあげるから!何時でも来てね!!」
「あはは…」
恵美さんには悪いが…女装は今日で最後にするんだ、絶対に!そう一人心の中で意気込んだ。
恵美さんの店を出た後は色々な所へ連れ回された。とら〇あな、ア〇メイトなどは母さんに荷物持ちで連れて来られた事がある。
でもそれは母さんが腐った人だからで。そして今、何故俺はベーコンレタスなコーナーに春樹先輩といるのでしょうか。
何故先輩はこんな真剣に同人誌やBL本を吟味していらっしゃるのでしょうか!?聞きたいけどあまりにも真剣で話し掛ける事すらできないです。
結局先輩は、凄い量の薄い本達を大人買いし外に出た。会長は俺のペースに合わせて歩いてくれているが、何分人が多いためはぐれそうになる。
「…う、っわ!」
「おっと……!」
歩みを早めようとしたが、踵が高い靴のせいで足を捻った所を近くの人が受け止めてくれた。すいませんでしたあああ!
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