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「おいっ、聞いてるのか!?呼んでるだろっ」
考え事というか、文句を頭で考えていた ため、ぼーっとしていたみたいだ。
「あぁ……悪い」
「まあいいぜ、俺は優しいからな!次から気をつけるんだぞっ」
な ん だ と ?
……まずい、
こいつは面倒なタイプだ。
会って間もないがこれだけは分かる。関わったら確実にうざい……!
どうする、コイツと関わりたくない。一刻も早く離れたい。
しかし門が閉まっていることにはどうしようも無いんだよなぁ……
「あの、貴方達が転校先ですか?」
不意に投げ掛けられた問いに門の方へ目をむける。
そこには腰まである金髪を一つに括り、眼鏡をかけた美人さんがいらっしゃった。
男、ですよね?
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