03.転校生と副会長

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「え、えっ本当に良いんですか!?」 先輩はとても驚いているようだが…自分から聞いてきたんだが。それとも俺ってそんな頑固そうに見えてるのかな… それはちょっと悲しいんだが… 「…先輩、俺そんな意地悪に見えるのか?」 不安になって先輩を見あげると、少し顔を赤くしてそらされた。 「いえっそんな事ありませんよ…だから上目遣いで見ないで、下さい……」 最後のほうは声が小さくて聞こえ無かったけど、違うみたいなので安心した。 「そっか……」 安心して笑って先輩を見たらまた顔を赤くされた… 「あの…私の事も名前で読んで欲しい…のですが」
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