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「保っ! だからやめようって言ったんだよ !! なのにおまえが!」
「―― 黙れ」
「どうするんだよ !? 死んじまったぜ、どうするんだよぉ !?」
胸倉を掴み声を上げる雅人を突き放し、保が叫ぶ。
「黙れ! 静かにしろ !! ―― 俺が……俺が何とかする」
「何とかするって言ったって……」
「この事は誰にも言うな。黙って俺の言う通りにしろ。いいな?」
保は辺りを見回して自分たち以外他に誰もいないことを確認すると、そう告げてゴクリと唾を飲んだ。
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