好きでした。

バレンタイン

朝、目が覚めた。

「あーやっぱりあげるのやめようかな？とりあえず俊君に相談しよ。」

支度をして学校へ向かった。

教室に入ると俊君がいたので真っ先に話しかけた。

「なぁなぁ、今日上野君にチョコ渡したいんだけど…」

「えっ、そうなん！？喜ぶよ！」

「自分では渡せないから、代わりに渡して！」

「えー？いいの？俺は別にいいけど」

「いいのいいの。お願い！」

「わかった。じゃぁ帰りに渡しとくよ。んで、俺の分は？」

「あっ、すっかり忘れてた！明日あげます。」

「ハハっ、ウソうそ！ちゃんと渡しとくから。」

「ありがとう！」

チキンな私は自分で渡せなかったので俊君を使いました。

俊君頼んだよ！