目覚め

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クラウは目を覚ました。 気付けば夜も更けているというのに池のほとりで横になっている。 その赤みがかった茶髪はボサボサで、所々に砂利が付着していた。 澄んだ青い瞳で辺りを見渡すが、他にヒトの気配はない。 しかし何故自分は、こんな池のほとりで寝ていたのか? クラウは寝ぼけ頭をフル回転させて一日の出来事を思い返す。
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