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今朝のクラウは珍しく早めに目を覚ました。
しかし早起きしたところで特に予定もないクラウは、その場で終日まったりする予定を可決する。
その後、母親のお手製朝食を食べ終えたあたりで頭に直接『今クラウの家の前にいるよ』と、聞き慣れた声が響いた。
別にクラウの気が触れたという訳ではない。
クラウ達[ヒト]とは種族の違う[エルフ]は言語文化の違いからテレパシーという直接的な意思の疎通を好む。
クラウが窓から外を覗き込むと、銀髪を腰まで垂らした、長身で細目の優男が笑顔で立っていた。
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