Prologue

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桜の花びらが舞う度に、君を思い出す。 心から人を愛すること 愛しいと言う気持ち 初めて感じた切ない気持ち… すべてを教えてくれたのは、あなただったのに… 私の隣にはもう君はいない…。 すべての気持ちに重くて頑丈な鍵をかけて、歩き出さなきゃって思ってた…。 君のいない隣になれなきゃって思ってた…。 でも君はそんなものを、すべて打ち破って、私の心に入ってくるね。 君とのはじまりは、たった13歳の小さな恋からだった。 初めは、なんの気持ちもなくて、ただのクラスメートだったよね。 だけど、いつからか君を目で追うようになって、なぜだか、君の声だけが大勢の人の中でもよく聞こえるようになったんだよ…。 最初は自分でもこの気持ちがなんなのか…。 自分に何が起こっているのか分からなかった…。 でも恋だったんだよね。 そう、これはまだ幼かった私達の小さな恋物語。
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