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表現活動での「しない」と「できない」について、お話しさせていただきます。
昔は特撮の俳優さんは「子供たちの夢を壊してはいけない。」という理由で、煙草やお酒等を禁止されていたそうです。
実際、体が受け付けない方もいらっしゃったかもしれませんが、基本的に彼らは「しない」を守っていたそうです。
また、健全な幼児向け作品で有名になったプロの作家の場合、まず反社会的な作品や風俗を乱すような作品を発表する事も、めったにありません。
大半の作家は出版社やファン等が築き上げたイメージを大切にしています。
そのため、まずイメージに反する作品をかいても、出版社がボツにするでしょう。
よほど理解のあるファンでなければ、発表しても読みたいとも思えないでしょう。
だからイメージと正反対の作品をかく事を「しない」のです。
稀に転向という形でかいてしまう作者が存在する事も事実ですが。
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