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ひとりで駅の改札口にも行けないHさんの、そんな傲慢さが許せなくて、注意はやがて悪意へと変わっていきました。
結局、上司が説得した事で私の悪意は止まりました。
Hさんの命令口調は全く注意される事はなく、ただこう言われました。
「放っておけ。」と。
確かにそれが最善策だと納得いたしました。
下手に注意するより、ご自分の欠点を知らずに社会に放り出した方が、より厳しい制裁を受けるからです。
第一、そんな人間は社会にたくさんいます。いちいち関わったら身が持ちません。
「ああ。うっとおしいなあ。」
「嫌な人だなあ。」
と思って関わらないのが一番です。
さもないと、ご自分がイジメの加害者になって、さらに苦しみますから……。
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