27人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
翌朝、オレは目を覚ますと部屋にあるパソコンを開いた。そしてバイ○などの危ない道具を買った。
多分あと3日ぐらいで届くだろう…。
次にオレは適当な服を着て、外に出た。
外に慣れておかないと、いざという時に出られなかったらお話にならない。
ひ、久しぶりの外だな…。すんごい緊張する…。
さすがに早朝なので、人は少ない。
これなら不良もいないだろうと思った矢先
「ぎゃははは!まじかよお前、ありえねえww」
「んだとコラw死ねよマジでww」
…はっ!後ろから下品な笑い声が聞こえてくる…。
オレは、いきなり不良に会うとは到底思わなかったので、かなりびっくりした。もう少しで、おしっこちびっていただろう…。
とりあえず何も言われないようにと願い、オレは道端に寄る。
どうか絡まれませんように…!
「あ?なんだコイツ。きめえしww」
「こっち見んなやハゲww」
おもいっきり不良2人に絡まれてしまった。1人は金髪で耳にかかるくらいのロン毛、もう1人は焦げ茶色のショートだった。怖い、いやだ怖い怖い。
もうオレ、死んでしまいたい…。
しかも何だこの臭い。…お酒?
その不良たちは顔を真っ赤にするまで飲んだらしく、べろんべろんに酔っている。
正直お酒臭い…。
そんなことを考えながら黙りこくっているオレに、不良たちは
「おい何とか言えや、オタク野郎ww」
「むしろ死ねw」
とか何とか言って、ぎゃはぎゃはと笑っている。
それからも不良たちは、オレの胸倉をつかむと、いきなり怒鳴りつけたり、蹴ったりしてきた。
オレは目を固くつぶり、それが過ぎ去るのをひたすら待った。
最初のコメントを投稿しよう!