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「HELLO、HELLO!お前ら元気か?俺は今日も絶好調だZE!今日は晴れか?雨か?曇りか?はたまた雪か?俺としては嵐を希望だZE!でも、どんな天気だろうが関係なくハイテンションでお送りするのは本日記念すべき第1回目の放送の『小説DEラジオ』!DJはこの俺、『水無月(みなづき)』DA!まあ、DJなんて言ったって、小説だから曲は流せないからトークだけなんだけどNA!ヒャハハハ!って、痛い、痛い、叩くなYO!スリッパって結構痛いんだZE!」
「叩かれたくないのならもう少しまともな進行は出来なんですか、え?」
「ま、待った!ほら、もう放送始まってんだかRA!」
「はぁ、そうですね。あなたへの説教は放送の後にするとして、初めまして皆様。このお馬鹿で狂ったDJのアシスタントを務めます『六月(むつき)』です。以後よろしくお願いいたします」
「相変わらずお堅いねぇ、むっちゃんは。そして、俺の扱いがひでぇ。ヒャハハハ」
「あなたがくだけすぎてるんだから私はこれでいいんです。それと、私のことをむっちゃんと呼ぶなと何度言えば分かるんですか?その呼び方とふざけた態度が直るまで私もあなたへの対応を変えませんからね」
「じゃあ、俺ずっと酷い扱いのままじゃん!ヒャハハハ」
「はあ、何で最初から態度を直す気はないんですか」
「おかしくない俺なんか俺じゃないからだZE!」
「威張らないで下さい。まあ、その事についてはまた今度で構いませんから、早く進めてください。リスナーの皆様にずっとこんなくだらない会話を聞かせ続けるわけにはいきませんから」
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