†第一幕† 黒崎一護篇

3/7
前へ
/7ページ
次へ
休み時間、俺はオマエに声をかけた。 一護「よ…よぉ…」 絞り出した言葉は、素っ気ない…。 「こんにちは、髪…染めてるの??」 いきなり髪のことを言われたけど…嫌じゃなかった。 一護「地毛だ」 俺が言うとオマエは微笑んで言った。 「名前は??」 一護「俺は…黒崎一護…、一護でいい、オマエは??」 「私は○○だよ、私も呼び捨てでいいから」 ※脳内変換です “呼び捨て”が、こんなに特別に感じたのは初めてだった。 それからというもの、昼休みには一緒に昼飯を食って、休憩時間には暇があれば一緒にいるようになった。 何気ない会話だが、俺たちの気持ちは、少しずつ近付いていった。  
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加