†第一幕† 黒崎一護篇

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放課後、俺たちは屋上にいた。 夕日を眺めながら話をしていた。 するとオマエは、急に真剣な顔で俺を見てきた。 一護「な…なんだよ」 「一護、私…私一護が…好きなんだ…」 頭に、言葉が響いてくる。 一護「…俺…を…??」 オマエは黙って頷き、俺に背を向ける。 「ご…ごめんなさい、迷惑かもしれないけど…どうしても言いたくてっ…」 小さく震える背中を俺は、後ろから抱きしめた。 「っ…?!!」 一護「俺も…俺もオマエが好きだ…」 「…良かった…」 オマエは、俺の腕を両手で握った。 ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴ ある日、俺は屋上に呼び出された。 屋上に着くとオマエは、しゃがみ込んで肩を震わせていた。 一護「っ…!?○○っ!?どうしたんだ…」 「い…ちごっ…私…やだよっ…」 ○○の胸からは、鎖が伸びていた。 鎖を辿ると、下に○○が横たわっていた。 鎖を見た時点で気付いた。 “○○は、死んだ” 一護「なんで…」 「分かんないっ…分かんないよっ…一護…」  
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