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だがユリナは会えて無表情になったことには触れずに、闇兜にも質問される間もないように、マシンガントークをめちゃくちゃなしゃべり方で発動した。
「いい??ここが君のいた世界で、通称科学世界。だけどぉ、君は死んじゃったぁんで、この世界には記憶を消さないといけないのぉ…んでぇ、君はけしたくないだろぅし、なんとなくぅ、それでぇ、この辺の、正反対にある通称魔法の世界にいって貰うのぉ。それでぇ…「ちょっと待った!!理解が追い付かん!!」…ははは。
そっか、んじゃあ、考えをまとめていいよぉ。そしたらとりあえず神様にあってもらうからねぇ。」
「おぅ…」
闇兜はありがたくもユリナの話し方にうんざりしながら考えに再び没頭した。
{つーか、まず世界がいくつもあるなんて不思議だな。んで、記憶を消したくないとはだれもいってないんだが…むしろ消してくれ。
まぁいいや。どうせいってもダメだろ。(ただたんにメンドクサイ)
次に魔法の世界か…魔法、俺使えんのか?
科学の世界にいたんだから無理そうだな。
せいぜい魔力があるぐらいは期待するか。
つーか、神にあうとかまじ、王道!?}
闇兜が結局へんな考えに行き着くと、
「どおぅ?終わったぁ??」
との声がかけられた。
「まぁ…」
そして、闇兜も一応そう言った。
「そうそう。いま神様から連絡来てね、君はさっさと送っちゃっていいって(笑)」
「はっ??話と違うし、(笑)をつけるな!」
「はは。まあ、じゃあ、いきますか(笑)」
「な、なんだ!?それは…」
天使が立ち上がって、どこからか取り出したのは…
…チェーンソウだった。
「ん?これはぁ、君を転送させる装置(笑)」
…バチ、ブォォオオン!!
スイッチを入れる天使。
闇兜にはそのまさに天使の微笑みも悪魔にしか見えなかったが。
そして、一歩一歩近付く。
「や、やめろ!!ぜってえ嘘だ!!つかなんで体が動かないんだよ!?」
闇兜は逃げようとするが、いくら頑張っても体は動かない。
天使はついにふりかぶった!!
闇兜は諦めて、目を瞑る。
「うぁぁ…」
そして、やはりチェーンソウに切られたあとはかなりの痛さに気をうしなった。
「じゃあねぇ(笑)」
とかいう、ふざけた声を聞きながら…
。
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