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公園に到着すると数人の男達が一人の女子高生を囲んでいた。
「なぁなぁ、俺達と遊ぼうぜ~。」
「良い所知ってるからさ」
「止めてください!!アンチスキル呼びますよ」
どう見ても女子高校生は嫌がっている。それを見てリーダーらしき男が笑った。
「アンチスキルがこんな小さな事件の為に来る訳ないじゃん。君ってバカだね」
「んじゃ、こんな阿保みたいな事をしてるテメェはバカじゃないのか?」
「あん?関係ねぇ奴は引っ込んでいろよ」
俺の声を聞いたリーダーらしき奴と数人の男達はこちらに振り向いて俺を睨んできた。
「確かに関係ねぇかも知れないな。だけどよ…クズを見過ごす事は出来ないんだよな」
「ほう?俺達がクズだって?テメェ一人で何が出来るんだよ!!」
何が出来るって?
そんなの決まってる…
「テメェらをボコボコにする事かな?」
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