異変

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家に帰っていろいろなことを済ましたあとは必ず恵美と電話した。 「もしもし恵美?」 [はあい?] いつも内容は他愛のないのもだったがとても幸せだった。 今日あったこと、過去にあったこと、これからのこと、見た夢まで話した。 二人とも常に穏やかで、笑っていた。 他の場合といえば、たまに寂しいと泣かれることがあるくらいだ。 ただこの日だけは違っていた。
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